なぜ、純正インクカートリッジはこんなに高いんでしょうか? |
- 1.消耗品で利益を確保しているから。
- 性能競争・価格競争によってプリンター本体では儲からなくなっているので、その分インクカートリッジの価格に上乗せしている。
- 2.安心料が含まれている。
- 「何かトラブルがあった場合に、間違いなく面倒見ますよ。」という保障料みたいな考え方。
- 3.開発費が掛かっている。
- 印刷上がりのきれいさや、長期保存性など年々性能が向上しているのだから、それなりに高価であって当然という言い分。
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どのような売り方をしようとメーカー側の自由です。倫理的に問題がなければ、それを妨げるものはありません。しかし、それを受け入れるかどうかは私たち一人ひとりのユーザーの自由です。
「メーカー保障なんていらないよ」という前提で社外品を使うことも、リスクを承知の上で詰め替えすることも妨げられる理由はありません。
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安心してください、そんなことはありません。詳しい話は長くなりますからブログの方をご覧いただくとして、簡単に説明させていただきます。
現在争われているのは全て民事訴訟ですから、どのような判決が出たとしても、販売店や私たちユーザーが直接罰せられることもありません。
CanonやEPSONにしてみれば、インクカートリッジは一番利益の上がる部分なので純正品を使ってほしいわけですが、純正品以外の消耗品をまったく受け付けないようにしてしまうと、これは独占禁止法違反でプリンターメーカーのほうが処罰されてしまいます。
一方でメーカーは、インクカートリッジの製造において色々な特許を持っていて、その特許権は法律で保護されています。だからメーカーは、「互換品や汎用品、リサイクル品は製造特許を侵害しているから製造販売を禁止してほしい」と訴えているんです。
一般に、消耗品の製造に関する特許は使用済みのものには適用されません。これが、私たちユーザー自身が詰め替えしても違法にならない根拠です。
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Q: 純正品を使わないとプリンターを壊すのではないかと心配です。 |
当社では、Canon、EPSONを問わず3年以上も自社で詰め替えしたインクカートリッジを使用しています。また、汎用品や互換品も良く使いますが、そうしたことが直接プリンターの故障を引き起こしたことはありません。
もちろん、可能性の問題でもありますので「全くない」とか「ありえない」とは申しません。
自分で詰め替えをした場合に発生するトラブルの多くは、詰め替え作業に熟練しているかどうかの問題です。
互換品や汎用品についていえば、「販売され続けていることが品質を証明している」といえるのではないでしょうか。もし、あなたが購入した互換インクや汎用インクが原因でプリンターが不調になったり壊れてしまったら、もう2度と買わないのではありませんか?
エコリカやJITがリサイクルインクカートリッジの販売を始めて5年以上になります。互換インクや汎用インクが世に出始めてから10年以上経っています。詰め替えをする道具や材料はもっと昔からあるんです。
一時匿名掲示板などでまことしやかに語られた、「百発百中でプリンターを壊す」ような事があれば、とっくの昔に売られなくなっていると思いませんか?
日常的によく印刷している事務書類レベルで困ったことは特にありません。写真印刷にしても、一部機種を除いて単独で見る限り違和感のない場合がほとんどです。
確かに、純正品と全く同じということは不可能ですよ。多かれ少なかれ違いは出るものです。その違いをどのくらい許せるかというのは試しに使ってみて判断するのがよろしいでしょう。
CanonのBCI-6インクカートリッジを例にとって比較して見ましょう。業務用とかではなくて、一般量販店で比較的簡単に手に入るもので説明させていただきます。わかりやすくするために、単品での比較です。
- Canon純正品
- 新品定価¥1050(税込み)
店頭価格¥750〜¥900くらい(税込み)
- 互換品・汎用品
- 店頭価格¥550〜¥700くらい(税込み)
- リサイクル品
- 店頭価格¥450〜¥650くらい(税込み)
- 自分で詰め替えした場合
- 36ml入り約4回用が¥750〜¥800(税込み)
少なめに見積もって3回だった場合、1回分¥250〜¥270くらい
+あなたの手間代
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プリンターのインク代を確実に安上がりにされたいのでしたら、ぜひ一度ご相談ください。 |
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個人として活動していた時期を含めると、プリンターのインクカートリッジを再利用することにかかわって15年になります。蓄積してきたノウハウは、必ず皆様のお役に立てていただけると思います。 |